推しの子

【推しの子】78話 ネタバレ/感想/考察  〜演出がえぐい!二人の視線が⁉︎~

【推しの子】78話
〜演出がえぐい!二人の視線が⁉︎~

しろくま
しろくま
どーも、しろくまです!最後まじか!

ネタバレありなので注意してください

前回の話はこちらから↓↓↓

あらすじ

前回、アクアの前世だった遺体と対面したルビー。
遺体の氏名が特定され、ルビーが憧れていた人物、
アマミヤゴロウだったと確定します。
自分の遺体が見つかったことを知ったアクア。
あかねと二人で話しています。
自分が見つけようと、遺体を探していたとき、
あかねを連れていったことをあかねに謝るアクア。
実は、あかねが遺体を見つけてくれることを願っていたこと、
今までも、自分の目的のために利用してきたことを告白し、
アクアは謝り続けます。
そんなアクアを見て話し始めるあかね。
”アクアは優しくて、すべて一人で背負うから、
そんな罪悪感ごと、私は寄り添いたいんだ”
でも、自分がいないほうがいいとわかっている
あかねは、自分から別れ話をし始めます。
舞台では天才的な演技を見せるあかねですが、
涙を止めることができません。
そんな涙を拭くアクア。
”復讐は終わった
 死体も見つけた
  だから
 今度はおれがあかねを守りたい”
あかねにキスをするアクアで今回は終了です。

感想・考察

前回が衝撃展開だっただけに、
今回はほっこりエピソードです。
そっちなんかい!ってなりました。
有馬かなと過ごすアクアも
いい感じでしたが、
結局あかねを選びましたね~。
もちろん、すごくいい話だったのですが、
作画が丁寧で、余計に感動しました!

後半の演出がえぐいて‼

あかねが想いを吐き出すシーン。
コマ割りが細かくなり、
経過する時間がゆっくりになります。
なのでドラマチックなシーンが
より印象的になっています。
最初真っ暗だった、アクアの表情の
変化もいいですよね!

最優秀助演賞をあげたい

そして、忘れてはいけないのがアイツの存在です‼
今回のMVPを発表します。
今回のMVPは、……電柱‼‼(明かり)

めちゃめちゃいい仕事しますね!

最初はただの明かりとしか機能していなかった電柱ですが、

あかねの涙が止まらなくなった場面から、

徐々にその存在感を発揮し(明るくなり始め)、
アクアが涙を拭いたシーンでは光の筋を生み出すまでに成長。

そして、ラストのキスシーンでは、これでもかっ!というくらい
光輝いています‼‼!

恋愛すると世界が輝いて見えると言いますし、
よりドラマチックになる、粋な演出です!

アクアの、あかねへの気持ちが強まっていくことも
暗示している気がします。

立ち位置の演出もえぐいて‼

そして、二人の立ち位置もよかった!

アクアが謝るシーンでは、
アクア→座り
あかね→立ってる
なので、アクアを見守るあかねのスタンスが示されています。
二人の視線の高さには違いがあります。

が、
あかねがアクアへの気持ちを言語化できたシーンでは、
アクア→座り
あかね→しゃがみ
なので、このとき二人の視線は同じ高さに。
あかねが目線を合わし、アクアに寄り添うスタンスが
表現されています。

しかし、あかねが別れを切り出すシーン。
アクア→座り
あかね→立ち上がる
再び二人の視線の高さはズレます。
あかねが自分からアクアと距離を取ろうとしていることが
読み取れます。

そして、アクアが告白するシーン。
アクア→立ち上がる
あかね→立ってる
二人の視線は同じ高さになり、
視線を合わせにいったアクアが、
あかねに寄り添にいったことが暗示されます。

二人の立ち位置をみるだけでも、
感情が読み取れるとは…

早く現代文の教科書に載せてほしいですね。
※すべて妄想ですので、ご了承ください

これからMV撮影どうなるのか、
普通に撮れるのか!

次回が楽しみです!

待ちます!

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