【かぐや様は告らせたい】246話
〜帝の好感度アップが止まらない~
前回の話はこちらから↓↓↓
あらすじ
前回、遺言状を探すために
慌ただしい状況から、
何かが起きていることを
察するかぐやの登場で終わりました。
かぐやの前に現れたのは…?
何かが起きていることは
察したかぐやでしたが、
かぐやは今軟禁状態。
スマホも取り上げられ、
情報が無いと動けない、
と、投げやりな態度に
なります。
そこへ現れたのは四条帝。
帝は、御行たちの行動を
把握している様子。
現状をかぐやに伝えると、
かぐやはわかりやすく
喜びます。
御行たちも動いているが、
帝もプランがあるとのこと。
そして、御行のプランより
勝っていると話します。
そのうえで、どちらを取るか
選んでほしいとかぐやに話す帝。
かぐやが選んだのは…
御行を取るか、帝を取るか。
かぐやが選んだのは、やはり御行でした。
子供のころの約束を果たしてくれた
帝に感謝するかぐや。
しかし、自分の願いを叶えてくれるのは、
御行しかいない とのこと。純愛です。
帝はやはりあの人の弟。
かぐやに、これから早坂たちが
どう助けに来るのか、
どうすればいいかを話し、
石上からのお土産、交通安全のお守りを
渡します。
”協力できるのはここまでだ”
と言い、かぐやと別れる帝。
負け戦とはわかっていたけど、
やはり振られるのは辛いようす。
泣きながら帝はこうつぶやきます。
”本当に、姉さんのこと笑えない”
今回はここで終了です。
感想・考察
帝の献身性が泣ける
御行VS帝がどうなるのかを
楽しみにしていましたが、
バチバチというより、
帝とかぐやの関係性を
キレイに描く演出でした。
帝は本当に少ししか
登場していないのに、
深みがあるキャラになりましたね。
本当に、ええやつだったみたいです。
演出がいい
赤坂アカ先生が演出上手いのは
知ってるんです。
今まで読んできているので。
ただ、言わせてください。
今回の、ふすま越しでかぐやと
帝が会話し、御行への想いを
話すとき、振り返るシーン。
よすぎるんやって……
振り返るまでは帝がかぐやの
背中に向かって会話し、
振り返った後はかぐやが
帝の背中に向かって会話をする。
二人の関係性が結ばれないことを
表しているのでしょうか。
そして、なぜ四条帝のキャラが
こんな短期間で深まっているのか。
それは、今まで姉・四条眞紀が
描かれてきたからです。
四条眞紀の人物象は、
実らない片想いを追いかけ続ける人。
そして、ひたすらいい人。
だから読者は、よく知っている
眞紀の弟として帝を見ます。
今回の帝の行動も、一見やり過ぎ
と思う人もいるかもしれませんが、
あの眞紀の弟なら、やりそうだよね、
という、説得力がすごい。
もう心が動き過ぎてまとまってませんが、
いい回でした。
なぜお守り??
完璧な演出で見落としそうになりましたが、
石上がやらかしました。
なんでこの場面で、お土産のお守りやねん!!!
無事帰ってこれますように、的な
「交通安全」でしょうか。
ツッコミが無いので、流しそうになりましたが、
怪しい。
あのできる子・石上くんが、
この場面でただのお守りを渡すはずがねぇ!!
きっと、何かお役立ちアイテムなんでしょう。
あのお守りがどのように使われるかを
想像して楽しみながら、次回を待ちます!!
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