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【ショーハショーテン】 1巻 ネタバレ/あらすじ/考察  〜お笑いを舞台にした熱い少年マンガが始まる!!!~

【ショーハショーテン】 1巻 

〜お笑いを舞台にした熱い少年マンガが始まる!!~

ショーハショーテン1巻が始まりました。
小畑先生の最新作です。

名作になりそうな予感なので、1巻のネタバレ込みで記事を書きます

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◆作品のあらすじ

 

お笑いのセンスはあれど、人前では緊張してしまう内気な少年・四十万畦道!
かたやネタは作れずとも表現力はピカイチの元天才子役・東片太陽!
生きてきた道も違えば、性格も違う高校1年生の2人だが、
目指す目標は唯一つ“お笑いの頂点”!!
全力で夢へと駆けてゆく「お笑い」青春ストーリー第1巻!!

(出版社より)

 

 

◆魅力

舞台はお笑いだが、熱い少年マンガ

お笑い芸人という、設定は、珍しいものですが、
M-1 という大会の優勝という目標に向かって、
仲間とともに努力していく。

そう。やっていることは友情・努力・勝利の
王道です。

夢に努力する熱さが見ていて楽しく、
描写も具体的で納得できるので、

主人公2人の成長を楽しむことができる漫画です。

おまけに、作画は『デスノート』や『バクマン』で
作画を担当した小畑健先生です。

流石の画力で迫力満点かつ精密なコマが並んでいます。

お笑いのことがよくわかる

普段、面白い・面白くない と漠然と見ているお笑いが、
図や解説を交えて、わかりやすく解説されています。

この漫画を読めば、なぜ 面白いのか、なぜ面白くないのか
がわかるので、普段見るお笑い番組ももっと面白くなるかも!?

テンポの良さ

話の起承転結がとてもしっかりしているうえに、
次の目標が次々と出てきて、
テンポ良く解決していくので、
ページをめくる手が止まりません。

気づいたら1冊読み終わっていると思います。

ただ、テンポが良いだけでなく、
内容も詰まっているのが
この漫画のすごいところです。

後で読み返して気づくこともあり、
内容の密度に脱帽です。

◆こんな人におすすめ

 

 ・熱い王道少年マンガが好きな人

 ・普段知らない業界の話が好きな人

 ・お笑いが好きな人

 ・おもしろい漫画が好きな人

◆この漫画が好きな人におすすめの漫画

 

アイシールド21

言わずと知れた、大人気アメフト漫画です。
アメリカンフットボールという日本ではマイナーなスポーツを題材に、
友情・努力・勝利が繰り広げられるこの漫画を読めば、
アメフトのルールを知らないのに熱い気持ちになります!!!!
トリハダが立つ名シーンもたくさんあるので、
熱くなりたい人はぜひ読んでみてください!

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バクマン。

ショーハショーテンと同じ作画の小畑健先生の作品です。
漫画家を目指して、高校生の2人が夢に向かって努力する姿は、
読者の胸を震わせてくれます。
漫画や編集者についても詳しくなれる、
マンガ好きは必読の作品です!

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べしゃり暮らし

ショーハショーテンと同じく、お笑いを舞台にした漫画です。
『ルーキーズ』や『ろくでなしブルース』の森田先生の作品で、
お笑い芸人からの評価も高い作品です。
森田先生の画力で表現される、独特の熱気は
物語に没入させてくれます。

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以下ネタバレあるので注意してください!

 

◆1巻の内容(ネタバレ注意)

2人の出会い

四十万畦道は、初恋の人が転校で離れてしまう際、「面白い話をして」
と言われたのに上手く返せなかった過去から、
おもしろくなるためにラジオの大喜利コーナーに投稿しては、
毎日おもしろさを磨いていました。

高校生になった彼はラジオで読み上げられる常連となっており、
彼のラジオネーム「エブリデイしじみ」は
日本一の大喜利高校生として、
ニッチな界隈では有名になっていました。

そんな彼はある日、生徒会の活動で文化祭のお笑いステージに出場予定の
東方太陽と出会います。

太陽は有名人のようで、元子役で大河ドラマにも出演したことがありました。

そんな東方に、ひょんなことから自分が「エブリデイしじみ」であることがばれた畦道は、
太陽からコンビを組み文化祭でネタをやろうと言われます。

さらに、太陽は漫才の大会『笑-1』と、コントの大会『UCB』で優勝することを目指しているようで、将来はお笑い芸人になるのが夢なのでした。

なぜお笑いをやりたいのか?と聞く畦道に太陽は答えます。
昔、絶対笑わないと思っていた人を笑わせた人がいて、
奇跡だと思った。と。おもしろいに感動して、
そこから芸人を目指したと。

始めはその笑わせた人とコンビを組んでいたそうですが、
病気ですでに他界してしまった とのことでした。

太陽から猛烈に説得されますが、
アガリ症の畦道は、自信の無さから
コンビの話を断りました。

それから時間がたち、
このまま東方は別の人と文化祭に出ると思いきや、
ある作戦によって、当日、太陽は畦道と即席コンビを
組むことになります。

ただ、そのときネタが無かったので、
短い時間で太陽が流れだけ考え、
ぶっつけ本番で文化祭のステージに
臨むことになりました。

やはり緊張する畦道でしたが、
太陽の堂々としたふるまいに楽しさが勝り、
人生で初めて大勢の笑い=笑いの波を体験します。

このステージで手応えと、お笑いの楽しさを知った畦道は、
お笑い芸人になることを決めるのでした。

家族の説得

お笑い芸人になって笑-1を獲ることを決めた畦道と太陽。
まずは高校生版の笑-1甲子園で優勝することを目標にします。

ただ、一つ問題がありました。
それは畦道の家族です。

家族は畦道がお笑い芸人になりたいことを知らず、
畦道には東大進学を期待しています。

そんな家族を説得することになった畦道と太陽。
家族を笑わせることができれば、お笑い芸人になってもいい
と、畦道の父に言われた畦道は、太陽と二人で挑むことになります。

ただ、畦道の家族は今まで爆笑したことが無く、
ネタ作りに悩む畦道でしたが、
クラスメイトの姿からヒントを見つけ、
見事家族を笑わせることに成功します。

しかし、昔ミュージシャンを目指していたが
夢破れた畦道の父は、才能を証明しないと
許可できない と言います。

才能の証明として、元々出る予定だった「高校生お笑いバトル」
で優勝すれば夢を認め、優勝しなければお笑いの道は諦めさせる
と条件を出します。

この条件を呑んだ畦道と太陽。

二人は芸人になる夢を賭け、
「高校生お笑いバトル」ことに出場することになりました。

高校生お笑いバトル出場

優勝しなければ芸人になれない、畦道と太陽。
普段はあまりレベルの高くない大会なので、
優勝できるかと思っていましたが、
今回1組だけ実力のあるコンビが出場していました。

そのコンビはシュプレヒコールといい、
去年の笑-1甲子園のファイナリストでした。

しかし畦道と太陽はあくまでも、この大会で
優勝すると固く誓い、ネタ作りに精を出します。

トップバッターはシュプレヒコール。
観客から大きな笑いを引き出し、
出番を終えます。

出番がラストになった畦道と太陽は、
その後、出場しているコンビのネタを見て、
あることに気づきます。

それは、観客はシュプレヒコールのファンか、
出場コンビの身内ばかりなので、
今用意しているネタではウケない ということ。

畦道と太陽は、自分たちの出番までに短い時間で、
ネタを作り直すことに決めました。

出場時間が迫る中、ここで1巻が終わります。

◆1巻の感想・考察

 

1巻を読み終わった後、話の構成に思わず唸ってしまいまいした!!

面白いし、毎回引きがあって次が気になるし、
なにより展開に無駄がなさすぎる!!!

原作者の先生の作品は今回で初めて読んだのですが、
他の作品も読んでみたくなりました。

主人公・畦道の、大喜利は強いけれどアガリ症な設定が素晴らしいですよね!!
才能は持ちつつも、自分の短所と向かい合っていく姿は、
前述しましたがアイシールド21の主人公・セナを感じさせます。

あと、悪役もつらいぜ って言ってたキャラとか、
脇役のキャラも魅力的ですね。
だめだ を連呼する父親も面白かった笑

今後ですが、太陽の元相方が物語のカギを握りそうですね。

太陽の元相方とは??

今後も出てくるであろう、この元相方が気になりますね!

1巻の最後で、実力はコンビ シュプレヒコールも
この元相方のことを知っているようでした。

その界隈でも有名な、おもしろい人だったのでしょう。

そんな彼が、太陽とどのように出会い、
どのように別れたのか。大きな見せ場になること間違い無しです!!

また、太陽が 絶対笑わないと思っていた人  も誰なのか気になります。
ベタな設定だと、太陽の母親とかでしょうか?

子役の親は厳しいイメージがあるので、
太陽少年は笑ったところを見たことが無かった
とか??

タイトルのショーハショーテンとは?

太陽が夢を語るシーンから来ていると思いますが、

「笑い」の「波」を「天」国に「昇」らせる

でしょうか?

ただ、カタカナなので、
「笑い」の「天」辺を「勝」利して制「覇」する

なんてパターンもあるんですかね??

ただ、まだ二人のコンビ名が正式に決まっていないと思うので、
そのコンビ名に「ショーハショーテン」が使われても
熱い演出だと思っています!!!

どんな形でタイトルが回収されるかわかりませんが、
楽しみに待ちたいと思います!

畦道は大会でどんなネタを用意するのか??

また本番直前にネタを作ることになった畦道ですが、
どんなネタを作るのでしょうか??

シュプレヒコールのファンが多い大会で
優勝を目指すなら、シュプレヒコールをいじった
ネタか、シュプレヒコールのようなシュールネタ
だと思いますが、畦道はシュプレヒコールのことを
良く知らないはずなので、後者でしょうか??

大喜利が得意であれば、シュールも得意だと思うので、
どんなネタが来るか楽しみです!!

色々書きましたが、導入としてのこの1巻は
完璧なのではないでしょうか。

次巻を楽しみに待ちたいと思います!!!!